大船渡市派遣レポート 第 2 回 (建設課勤務) 朝田 聡
1. ガレキ撤去の仕事の流れ
① 家の解体(BH フォーク等使用)
家主と立会を行い、作業中探す物等あった場合はその都度作業を止め探してもらう。
② がれきの撤去(BH フォーク、バケット等使用) 解体した家や、流れてきたガレキなどを撤去する。
家主と立会を行い、作業中に探す物等あった場合はその都度作業を止めて探してもらう。
③ がれきを捨て場(仮置場)に運搬(3t、4t、10t、11tダンプ等使用)
④ 建物の基礎の壊し(BH ブレーカー等使用)
がれき撤去した後や、解体後に残った建物の基礎、コンクリートの建物を壊す。 家主や、土地所有者と立会を行い、建物の基礎を壊すかどうか確認し、壊してよいと了 承が得られたものに関し基礎を壊す。その際に、隣接者との境界境になっているような ブロック塀や擁壁は残す。壊れているブロック塀は土台部分のみ残して境界がわかるよ うな状態にしておく。
⑤ コンクリート殻を捨て場に(仮置場)運搬する(3t、4t10t、11tダンプ使用) 基礎壊しの際に発生したコンクリート殻を捨て場(仮置場)に運搬する。
この時は、コンクリート殻のみを運搬する。また、基礎に鉄筋等が入っていれば分けら れる範囲で鉄筋とコンクリートを分け、コンクリート殻のみ運搬する。
捨て場はがれきと同じだが、捨てる山が異なる。
(今は仮置きだが、今後、1次選別、2次選別と仕分けられる。 )
大船渡市がれき等撤去進行状況
被災面
積(ha)
5 月10日現在 6月10日現在 7月7日現在 8月11日現在
撤去面積 (ha)
撤去率 (%)
撤去面積 (ha)
撤去率 (%)
撤去面積 (ha)
撤去率 (%)
撤去面積 (ha)
撤去率 (%)
765.1 183.4 24 356.0 47 468.5 61 538.5 70
2. がれき撤去に関する感想
・ 7月に初めて目にしたときと比べ、着実にがれき撤去が進んでおり、片付いてきている 様子がよく分かります。
・ 一般住宅のような木造の家は解体しやすいが、工場や大型店舗等鉄骨造りの建物は専門 の解体業者に頼まなくてはならないため、解体に時間がかかり、住宅街に比べ市内の街 中は解体できない鉄骨がそのまま残っている状態が目立ちます。
・ がれきの撤去の際家主に立会いをお願いしているが、連絡先が分からない方も多くいて 作業が進まない場合もある為、いかに被災者の方の連絡先を把握するのかが重要になっ ています。
・ 家の解体や、がれき撤去する際には、住民の方から様々な要望が出てきます。その際に 市で出来る事と出来ない事があり、がれき撤去の作業中にどこまで出来るのか、統一の 範例などまとめておくと良いと思います。
・ 県道や、県道沿いの側溝などの補修、泥上げなどは市で出来ない部分であり、県との調 整が必要になってきています。
・ がれき撤去の際に発生するがれきやコンクリート殻などを仮置きする捨て場は、大量の がれき等が運ばれてくる為、複数の広大な敷地が必要だと思いました。